最終更新: niigatameisan 2024年01月21日(日) 14:13:35履歴
神楽南蛮(かぐらなんばん)は、新潟県旧山古志村(現長岡市)発祥の唐辛子。
ピーマンに似た形や緑色をしているが、ピーマンよりも大きくてゴツゴツしている。
形が神楽のお面に似ていることから、その名前が付いた。
神楽南蛮は、戦国時代頃に日本に渡来したと言われている。
唐辛子も戦国時代にポルトガル人より日本に伝わり、当時ポルトガルなどの国が「南蛮」と言われていたため、唐辛子のことを南蛮と言うようになった。
同様に唐辛子の1種である神楽「南蛮」にも南蛮の名前が神楽の後についたというわけである。
(神楽面に似た南蛮(唐辛子)という意)
山古志村では古くから自家用として栽培されていた。
肉厚な身とピリッとした辛さが特徴的である。
山地である山古志の暑さや寒暖差といった気象条件によって神楽南蛮の辛さが生まれている。
旬は7〜10月。
そのまま焼いて醤油をつけて食べても美味しい。
塩もみや素揚げなどにして食べても辛さを美味しく味わえる。
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