新潟県の食べものや名産品、物産品をまとめたwikiです。新潟県の魅力をお届けできれば幸いです。

ホルモン(もつ)と言えば、関西や大阪のイメージが一般的に強いが、新潟県魚沼(うおぬま)市でも生もつ(生ホルモン)がよく食されている。
なお、もつとホルモンは言葉が違うだけで、どちらも同じ「内臓」を指している。
関東では「もつ」と呼ばれ、関西では「ホルモン」と呼ばれている。
この記事では、便宜上、もつを文中に使っていく。

関西のイメージが強いもつの食文化が何故、新潟県の魚沼市で花開いたのか。
そのルーツは、戦後の電源開発がルーツとなっている。
戦後、国のエネルギー政策の一環として奥只見(おくただみ)ダムの建設が始まった。
奥只見ダムは、新潟県と福島県に跨るダムであり、ダムの新潟県側に魚沼市が面している。

ダムの建設には多くの人でが必要なことから、新潟県内外の多くの労働者が魚沼市に集められた。
その中には、関西の労働者もいた。
ダム建設がない休日に関西の労働者が川で豚の内臓を洗って、河原などで生もつを焼いて食べるものもいた。
その様子を地元の魚沼の人達が見て、見よう見まねで生もつを焼いて食べるようになり、魚沼に生もつの文化が根付いた。

魚沼では、主にもつ焼きが定番である。
下茹でしたもつを使うのが一般的ではあるが、魚沼では生のもつをそのまま焼いて食べる。
魚沼に来たら、魚沼産コシヒカリのご飯と共にもつを食べてみるのもオススメである。
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